ごめんねありがとう

私が社会人になった時に家に来てくれた。写真を見た時はまだまだ赤ちゃんだったけど、半年後実家に帰ってきた時にはもう大人の大きさになってた。会社を休んで精神的に不安定な時にそばに居てくれて支えになってた。

 

後からもう1匹来てくれたけど、初め来てくれた君が大好きで、正直ちょっと贔屓してるぐらいだった。だから君の写真は沢山ある。アルバム作れちゃうぐらい。昔きてくれた、でんぼ君っていう子がいてね、君と一緒の男の子で、その子も若いうちにいなくなっちゃった。本当に悲しくて、次来る子は外の危ない環境には行かせないで、家で幸せになって欲しいって思ってた。

 

君は少し病弱で、時々頭が禿げちゃったりすることもあったから、正直長生きできるか心配してたんだよ。でも、いなくなるのはもっと先の話だと思ってた。我が家に来てくれてありがとう。本当に大好きだよ。最後はしんどかったかな。ゆっくりできたかな、辛くなかったかな。あなたの顔を見てると、そういう風に不安になってしまいます。残された子は、あなたがいなくなって寂しくなるんじゃないかな。私たちだって寂しいんだよ。とってもとっても寂しいよ。きっと私の弟は、実家に帰ったら当然の如く君と遊べると思っていたんじゃないかな。私も、帰ったら絶対に君がいて、ちょっとちょっかいだしてきたりするもんだと思ってた。私がご飯を食べていたら、手を伸ばしてきて爪をズボンに引っ掛けてオネダリするのが当然だと思ってた。お世話してあげられなくてごめんね。もっと沢山甘やかせばよかったかな。

 

家族になってくれてありがとう。本当にあなたのことが大好きでした。いなくなっちゃったでんぼの分、あなたに沢山愛情を注ぎたかった。もしよければ、またいつか私たちのところに来てくれるといいなと思っているよ。今は辛くないかな?きっと今は楽しいところにいるよね。子猫だった君があんなに大きくなっても、声は高くて甘えん坊だったところが本当に大好きでした。沢山沢山遊んでくれてありがとう。私の事家族だと思ってくれてありがとう。だっこさせてくれてありがとう。本当に大好きだよ。ゆっくり休んでね。